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白荼赤火【はくとせきか】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
白荼赤火

【読み方】
はくとせきか

【意味】
一面に軍を展開すること。

【語源・由来】
兵が一面に白い花のようにちり、赤い花が燃えさかるように展開すること。「荼」はちがや・のげし・にがな。

【典拠・出典】
国語』「呉語」

白荼赤火(はくとせきか)の使い方

健太
昔は合戦の時、お互いが白荼赤火するのを確認してから、名乗りあって戦いを始めていたんだよね。
ともこ
そうらしいわね。厳しい作法やルールがあって、奇襲は卑怯な行為だったようね。
健太
じゃあ、どこで戦い方が変わったのかな?
ともこ
源義経がルールを破りまくって将軍になってからといわれているわよ。

白荼赤火(はくとせきか)の例文

  1. 敵軍が白荼赤火したその配置は、今まで見たことがないもので、味方に衝撃が走りました。
  2. 丘の上から、白荼赤火して戦いに備えている軍隊が見えました。
  3. 白荼赤火したのを見たところ、敵は健太くんを温存するようだ。
  4. 両軍ともに白荼赤火し、静かに合戦の開始の合図を待っていました。
  5. 戦国時代の合戦は入り乱れ、白荼赤火してもすぐに滅茶苦茶になり意味をなさなかったのではないかといわれています。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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