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帆腹飽満【はんぷくほうまん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
帆腹飽満

【読み方】
はんぷくほうまん

【意味】
舟の帆が風いっぱいにはらんでいるさま。

【語源・由来】
「帆腹」は舟の帆のこと。「飽満」は飽きるほど腹いっぱい食べるという意味で、ここは風をいっぱいにはらんでいるさまをいう。

【典拠・出典】
陸游「入蜀記」

帆腹飽満(はんぷくほうまん)の使い方

ともこ
今日はいい風が吹いているから帆腹飽満で快走しているわね。
健太
順調な航海だね。
ともこ
健太くん、顔色が悪いわよ。あんまり航海を楽しんでいるようには見えないわ。
健太
船酔いになってしまって、さっきから気分が悪いんだよー。

帆腹飽満(はんぷくほうまん)の例文

  1. 出港した船は帆腹飽満で航路を進み、あっという間に水平線のかなたに見えなくなりました。
  2. 追い風を受けた帆腹飽満の船のように、健太くんは快走を続けています。
  3. 帆腹飽満で快走する船が行きかっていました。
  4. 今日はめずらしく風が吹いておらず、帆腹飽満とは程遠く、帆は元気をなくしてうな垂れた健太くんのように垂れ下がっています。
  5. 天気は快晴、風は南向きの追い風、帆腹飽満、今日は出港するには最高の日だよ。

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