【四字熟語】
特筆大書
【読み方】
とくひつたいしょ
【意味】
ことさら人目につくように、大きく書くこと。
人目につくように、特に強調すること。
【語源・由来】
「特筆(とくひつ)」とは、特に取りたてて記すこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・大書特書(たいしょとくしょ)
【英語訳】
write in large [golden] letters.
headline something.
single something out for special mention.
特筆大書(とくひつたいしょ)の使い方
まあひどい。一体誰がこんなことをしたのかしら。すぐに消さなきゃいけないわ。
ぼくがテストで0点を取ったことを、大きく黒板に書くなんてひどいよね。
特筆大書して嫌がらせをするなんて、誰の仕業かしら。
早く消して欲しいな。
特筆大書(とくひつたいしょ)の例文
- 集中して授業を聞いていたけれど、このことは特筆大書すべきだと思って書き留めた。
- 知られたくない過去のことを特筆大書されたことは、一生忘れないだろう。
- あらゆる記者たちが、競って特筆大書をくり返していた。こんなスクープは久しぶりだ。
- 当たり前のことかもしれないけれど、特筆大書することでより理解を深めることが出来るだろう。
- 特筆大書して欲しいことといえば、学園のアイドルだった彼女を恋人にすることができたということだ。
まとめ
特筆大書というように、人目につくように大きく書いたり、特に強調したりすることは、良いことだといいのではないでしょうか。
人に知られたくないことや、ずっと秘密にしていたことを特筆大書されては、恥ずかしかったり悲しかったりしますね。
また、悪意を持って特筆大書をすることで、人を傷つけてしまうことがあるかもしれません。
何かを書くときには、配慮もしなくてはいけませんね。