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辺地粟散【へんちぞくさん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
辺地粟散

「粟散辺地」ともいう。

【読み方】
へんちぞくさん

【意味】
粟つぶの散らばったような世界の果ての小さな国。特に中国などから見て日本をいう。

【典拠・出典】

【類義語】
粟散辺土(ぞくさんへんど)

辺地粟散(へんちぞくさん)の使い方

健太
辺地粟散の国と言われていた日本が、経済大国になるなんて世界の人たちはびっくりしただろうね。
ともこ
資源のない国だからね。頭脳を武器にがんばったのよ。
健太
先祖の皆さんは頭がよかったのに、なんで僕は成績が悪いんだろうね。
ともこ
健太くんは努力が足りないのよ。

辺地粟散(へんちぞくさん)の例文

  1. オリンピックの開催地として、世界で辺地粟散の認知度が上がっています。
  2. 海外に旅行に行くと、辺地粟散のわが国をしらない人たちが少なからずいることに驚かされます。
  3. アメリカを中心とした世界地図を見ると、確かに日本は辺地粟散で、ぽつんと海に浮かぶちっぽけな国だと思わされました。
  4. 辺地粟散な国のどこにそんな底力があるのかと驚愕させられました。
  5. 君たち辺地粟散な国に住む国民は、国土と同様に体も小さいんだなと馬鹿にされました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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