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不耕不織【ふこうふしょく】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
不耕不織

【読み方】
ふこうふしょく

【意味】
生産的な仕事をしないこと。またはそのような身分。武士。

【語源・由来】
「不耕」は耕さない。「不織」は織らないという意味。
封建時代、農民は耕して作物を得ても年貢として取られ、織った布も売ってしまわねばならなかったが、武士は耕すことも織ることもしなかった。それが四字熟語化して「不耕不織」となった。

【典拠・出典】

不耕不織(ふこうふしょく)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんを昼間見かけたけれども、今日は、お仕事はお休みなの?
健太
兄さんはニートなんだよ。家の手伝いをするわけじゃなく、部屋でゲームをしてばかりで不耕不織なんだよね。
ともこ
人手不足で若い力を世の中は求めているというのにもったいないわね。
健太
もっと生産的になってほしいよね。

不耕不織(ふこうふしょく)の例文

  1. 武士は不耕不織、戦うしか能がないくせに、士農工商で言えば身分は最上級で、偉そうにして困る。
  2. 職業家事手伝いって、不耕不織な階級の人だよね。
  3. 健太くんのお母さんは、会社役員とは名ばかりで不耕不織な身分です。
  4. 不耕不織というような武士は大方の予想通り、明治に変わると同時に消えてなくなりました。
  5. 不耕不織な奴らを養うために、我々農民が働ているわけではないといって不満が爆発しました。

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