著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

不言之教【ふげんのおしえ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
不言之教

【読み方】
ふげんのおしえ

【意味】
言葉にして言わずに、相手に体得させることができる教えのこと。

【語源・由来】
「不言」は言葉に出してとやかく言わないこと。特に、老荘の「無為自然」の教えをいう。

【典拠・出典】
老子』「二章」

不言之教(ふげんのおしえ)の使い方

ともこ
健太くんの空手の先生は、一挙手一投足丁寧に指導してくれるの?
健太
不言之教をモットーとしているから、丁寧ではないよ。
ともこ
習うより慣れろって感じ?
健太
おれの背中を見て学べ、よく観察して、見ることで技術を自分の目で盗めって感じだね。

不言之教(ふげんのおしえ)の例文

  1. 奥義というものは不言之教、そもそも言葉で体得できるような簡単なものではない。
  2. ラーメン作りは不言之教で、言葉で言ってわかるもんじゃないから体で覚えろと親方にいわれました。
  3. 不言之教だから、毎日経験を積んで覚えるしかない。
  4. 職人技ってやつは不言之教、ぼんやりと指示を待っているだけじゃ、いつまでたっても一人前になることができないよ。
  5. 言葉で今まで教えてきたことの何倍も、不言之教は大事なことですよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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