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不即不離【ふそくふり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
不即不離

【読み方】
ふそくふり

【意味】
二つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと。つかず離れず、ちょうどよい関係にあること。

【語源・由来】
「即」はつく、くっつく意。「即(つかず)離(はなれず)」と訓読する。「不離不即(ふりふそく)」ともいう。

【典拠・出典】

【類義語】
・付かず離れずの関係
・不離不即(ふりふそく)

【英語訳】
noncommittal

noncommittalは「言質を与えない」や「当たり障りのない」という意味の形容詞。
英語例文
私と彼女は不即不離な関係だ。I am noncommittal with her.

不即不離(ふそくふり)の使い方

ともこ
健太くんとわたしって、不即不離の関係よね
健太
そうかな?かなり仲良しだと思ってるんだけど
ともこ
ちょうどいいよ、この距離感って
健太
ぼくとしてはもっと仲良くなりたいなぁ、なんてね

不即不離(ふそくふり)の例文

  1. 彼女は必要以上に親しむ様子を見せず、不即不離の関係を保っていた。
  2. 友達と言えども干渉されたくないので、彼とは不即不離の状態でいたい。
  3. 不即不離の間柄と呼ぶには、あまりも彼と彼女は親しすぎた。
  4. 親子ではあるが、母とは不即不離の関係でいるほうが気楽だ。
  5. 不即不離の距離感ぐらいが、気楽でちょうどよい。

まとめ

「不即」はくっつきすぎない様を、「不離」は離れすぎない様を表しており、「不即不離(ふそくふり)」でちょうどよい関係という意味になります。人間関係は気を使うことが多いので、本当に親しくしたい人以外は、不即不離(ふそくふり)の距離感を維持したいものです。しかし、現実にはなかなかうまく行かないことも多く、必要以上におせっかいを焼いてみたり、またはその逆で必要以上に干渉されたりと、他の人との距離感を調節するのは、難しいものです。人間関係にストレスが無い人は、きっと無意識のうちに上手に不即不離(ふそくふり)の距離をとることができるのでしょう。このあたりは生まれついての才能なので、なんとも羨ましい限りです。それでも、日頃の人間関係をうまくいかせるために、不即不離(ふそくふり)の間柄になるよう注意していきましょう。


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