不即不離の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
不即不離
【読み方】
ふそくふり
【意味】
二つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと。つかず離れず、ちょうどよい関係にあること。
つまり、「べったりくっついてもおらんけど、離れてもおらん。ちょうどいい距離感で関わってる」ってことやな。
なるほどな、これは、「ちょうどいい距離感の大切さ」を教えてくれる言葉やんけ。
【語源・由来】
「即」はつく、くっつく意。「即(つかず)離(はなれず)」と訓読する。「不離不即(ふりふそく)」ともいう。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・付かず離れずの関係
・不離不即(ふりふそく)
【英語訳】
noncommittal
英語例文
私と彼女は不即不離な関係だ。I am noncommittal with her.
不即不離(ふそくふり)の解説
「不即不離」っていうのは、二つのものがちょうどいい距離で保ってる状態を表すんだよ。つまり、近すぎても遠すぎてもない、ちょうどいい関係さ。たとえば、友達との関係で考えてみてね。仲が良すぎて全てを共有しすぎると、プライベートがなくなっちゃうよね。でも、反対にあまりにも遠い関係だと、友達としての絆も薄くなっちゃう。
だから、「不即不離」は、互いにちょうどいい距離を保って、お互いのスペースを尊重しながらも、適度に関わり合うことができる関係を指すんだ。それが「不即不離」の関係だね。
あ、そうそう、「即」っていうのは、「つく」や「くっつく」という意味があるんだ。「不即不離」を文字通りに訳すと、「つかず離れず」ってなるんだよ。でも、実際には、「ちょうどいい距離」っていう意味になるんだよね。
この言葉の出どころは、『円覚経』っていう古い仏教の経典から来てるんだよ。例文として、「彼とは不即不離の関係だ」っていうふうに使うことができるんだよ。それは、彼と自分がちょうどいい距離を保ちながら関係を築いているっていう意味になるね。
不即不離(ふそくふり)の使い方
不即不離(ふそくふり)の例文
- 彼女は必要以上に親しむ様子を見せず、不即不離の関係を保っていた。
- 友達と言えども干渉されたくないので、彼とは不即不離の状態でいたい。
- 不即不離の間柄と呼ぶには、あまりも彼と彼女は親しすぎた。
- 親子ではあるが、母とは不即不離の関係でいるほうが気楽だ。
- 不即不離の距離感ぐらいが、気楽でちょうどよい。
ちょうど、近すぎず遠すぎず、つかずはなれず、という感じさ。