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半死半生【はんしはんしょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
半死半生

【読み方】
はんしはんしょう

【意味】
ほとんど死にかかっていること。今にも死にそうで、やっと生きている状態。

【語源・由来】
「半死」は半ば死ぬ。「半生」は半ば生きていることが由来。

【典拠・出典】
枚乗「七発」

【類義語】
気息奄奄(きそくえんえん)
残息奄奄(ざんそくえんえん)
満身創痍(まんしんそうい)
薬石無効(やくせきむこう)

【英語訳】
more dead than alive

deadは「死んだ」という意味の形容詞。aliveは「生きている」という意味の形容詞。
その比較で直訳すると「生きているより死んでいる」。
英文例
大破した車から救出された時、彼は半死半生だった。When he was rescued from the wrecked car, he was more dead than alive.

半死半生(はんしはんしょう)の使い方

ともこ
体育の授業の10キロマラソン、きつかったよね~
健太
うん、終わった時は半死半生だったよ
ともこ
来週もやるんだって・・・
健太
勘弁してよ、もう!

半死半生(はんしはんしょう)の例文

  1. そのつらい仕事が終わった時、私は半死半生だった。
  2. トライアスロン競技の途中で倒れた彼は、脱水状態で半死半生だった。
  3. ホノルルマラソンに出ることが決まった彼女は、本番で半死半生にならないようにさっそくトレーニングを始めた。
  4. 半死半生になるくらいなら、今から棄権した方が無難だ。
  5. 交通事故で半死半生の怪我をした私の父は、半年間入院した。

まとめ

「半死」は半分死んでいる状態を表していて、「半生」は半分生きている状態を表しています。この二つの言葉をつなげて、生きているか死んでいるかわからない、やっと生きている状態を表す四字熟語「半死半生(はんしはんしょう)」ができました。勉強や仕事がピークで辛い時は、半死半生(はんしはんしょう)の状態だといっても良いでしょう。もともとはやっと生きている様を表す言葉ですが、そこまで大げさではない状態でも使えます。ややオーバーな表現にはなりますが。できれば、半死半生(はんしはんしょう)の目にあわないよう、普段の生活を平和に過ごしたいものです。


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