【四字熟語】
普天率土
「普天」は「敷天」とも書く。
【読み方】
ふてんそつど
「ふてんそっと」とも読む。
【意味】
天のおおう限り、地のつづく限りのすべての地。王の領土のこと。
【語源・由来】
「普天」は大空。「率土」は人の行くところ、土地から土地へつづくこと。「普天の下、率土の浜」の略。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・北山」
【類義語】
・率土之浜(そっとのひん)
普天率土(ふてんそつど)の使い方
普天率土に住まう人たちすべてが平等であるべきなんだよね。
そうよ。貧しくてもお金持ちでも、老若男女問わず命は平等であるべきよ。
でも、現実的にはそうじゃないんだよね。
理想と現実が一致するような、そんな世の中にしていきたいわよね。
普天率土(ふてんそつど)の例文
- 普天率土すべてを自分の国にしようと、アレキサンダー大王は戦い続けました。
- 未来永劫、普天率土が平和で覆われますように。
- 普天率土、どこを探しても鰻を嫌いな人はいないだろうと思っていました。
- 地球の隅から隅まで、普天率土が王様の威光で覆われていました。
- 普天率土から病気をなくすために、僕は医者になり研究を続けています。