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百錬成鋼【ひゃくれんせいこう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
百錬成鋼

「百錬鋼を成す」とも読む。

【読み方】
ひゃくれんせいこう

【意味】
心身を鍛えに鍛えて、初めて立派な人物になるのだということ。また、意志などが非常に強いことの形容。

【語源・由来】
「百錬」は何度も何度も鍛えること。「成鋼」は鋼になるという意味。鋼は錬成に錬成を重ねてやっとできあがるものだという意味から。

【典拠・出典】

百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)の使い方

ともこ
健太くんはなんで空手を習い始めたの?
健太
百錬成鋼というように、立派な男になるためだよ。軟弱でよく泣いていたから、おじいちゃんが、空手で心身ともに鍛えてもらえって無理やり入門させたんだよ。
ともこ
へえ。それで心の成長は?
健太
心は?って失礼な。ちゃんと鍛えに鍛えているよ。

百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)の例文

  1. ともこちゃんの意志は固く、まさに百錬成鋼です。
  2. 健太くんの留学したいという思いは、百錬成鋼の意志だったので、両親は折れて許可しました。
  3. 元横綱の引退するという百錬成鋼の意志は、どんなに説得しても撤回できませんでした。
  4. 世間の荒波にもまれることで、百錬成鋼、健太くんは立派に成長しました。
  5. 健太くんは失敗にもくじけず、百錬成鋼につなげようと再チャレンジし続けました。

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