【四字熟語】
氷消瓦解
「氷消」は「氷銷」とも書き、「氷」は「冰消」とも書く。また「瓦解氷消」ともいう。
「氷と消え瓦と解く」とも読む。
【読み方】
ひょうしょうがかい
【意味】
物事が次々と崩れてばらばらになること。また完全になくなってしまうこと。
【語源・由来】
「氷消」は氷がとけて消えること、「瓦解」は瓦が崩れるようにばらばらになること。
【典拠・出典】
『魏書』「出帝平陽王紀」
【類義語】
・土崩瓦解(どほうがかい)
・氷散瓦解(ひょうさんがかい)
・瓦解土崩(がかいどほう)
・氷散瓦解(ひょうさんがかい)
氷消瓦解(ひょうしょうがかい)の使い方
この会社の危機が報じられてから一か月、あっという間に氷消瓦解してしまったわね。
本当にあっという間だったね。
何か打つ手はなかったのかしらね。
打つ手があったら危機には陥っていないと思うよ。
氷消瓦解(ひょうしょうがかい)の例文
- ともこちゃんがいないこの組織は、氷消瓦解してなくなってしまうでしょう。
- あのチームはまだ若い、監督不在のこの状況では氷消瓦解する可能性があります。
- せっかく作った組織だったけれども、なり手がいなくて氷消瓦解しました。
- 歴史を誇っていた我らが空手部が、新入部員ゼロのため氷消瓦解してしまいました。
- 氷消瓦解する前に対策を講じましょう。