帷幄上奏【いあくじょうそう】の意味と使い方の例文

【四字熟語】
帷幄上奏

【読み方】
いあくじょうそう

日本漢字能力検定
1級

【意味】
旧憲法下で、軍事の機密事項について直接天皇に上奏すること。「帷幄」は本来たれ幕と引き幕で、軍の陣中の意、転じて作戦計画をするところ。本陣。

帷幄上奏(いあくじょうそう)の使い方


健太
社会の時間に帷幄上奏っていう言葉を習ったんだよ。
ともこ
ああ。明治憲法の時に、陸軍の参謀総長、海軍の軍令部総長などが、内閣から独立して軍機・軍令に関する事項を天皇に直接上奏したってやつね。
健太
そうなんだ。それが軍部の政治介入の要因となって戦争への道を歩む始まりだったともいわれているよ。
ともこ
戦争がはじまると一番迷惑をこうむるのは庶民なんだから、上だけで勝手に決めないでほしいわよね。

帷幄上奏(いあくじょうそう)の例文

  1. 統帥権の独立によって、奉勅命令や帷幄上奏へ政府や帝国議会は介入できなかった。
  2. 吉野作造は帷幄上奏は違憲であると批判しました。
  3. 戦争責任は昭和天皇を輔弼または帷幄上奏した政治家、軍人らにあるとされています。
  4. 後に、国務大臣であるはずの陸軍大臣・海軍大臣にも両軍を代表する形で帷幄上奏を行う権利が認められたことから、結果的に軍部の暴走を招きました。
  5. 日露戦争後も、勅令は首相だけが一般上奏し、帷幄上奏勅令は陸軍大臣が帷幄上奏しました。
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