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合従連衡【がっしょうれんこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
合従連衡

「合縦連衡」とも書く。

【読み方】
がっしょうれんこう

【意味】
その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦そしんの合従策と張儀の連衡策のことをいう。

「従」は縦の意。「衡」は横の意。

【語源由来】
「合従」は南北に連なった趙魏韓燕斉楚の六国が、縦の連合をして強国秦に対抗する策で、蘇秦が提唱した。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。

【典拠・出典】
史記』「孟子伝」

【類義語】
・合従連横(がっしょうれんおう)
・従横之言(しょうおうのげん)
・蘇張之弁(そちょうのべん)

合従連衡(がっしょうれんこう)の使い方

ともこ
最近野球部の調子はどう?
健太
練習方法を変えたんだ。となりの学校がすごく強いんで、練習に参加させてもらってるんだよ
ともこ
いいじゃない。合従連衡ね。必要に応じて他の学校も利用した方がいいわよ
健太
利用というとちょっと違うけど、今後も積極的に他の学校と交流試合をしていくよ

合従連衡(がっしょうれんこう)の例文

  1. 最近の北朝鮮情勢は非常に不安定で心配だ。アメリカも強硬姿勢一択でなく、もっと関係国と合従連衡して、外交努力で危機回避を図ってほしい。
  2. かつて日本の戦国時代では、諸国が同盟とその破棄を繰り返し、まさに合従連衡の知力が問われた時代だった。
  3. 日本は中国との関係をもっと見直したほうがよい。しっかりと合従連衡の政策を練ったほうが良い。
  4. EUの枠組が揺らぐ中、ヨーロッパは各国間の合従連衡をもっと検討すべきだ。
  5. 共産圏の崩壊にあわせて、ロシアとの付き合い方も合従連衡で考えていかなければならない。

まとめ

合従連衡(がっしょうれんこう)は、中国の故事が由来で、情勢を的確に察知して、巧みに計略をめぐらす政策、特に外交政策のことを意味する言葉です。昔も今も、国と国との付き合い方は複雑で非常に難しく、いつも頭を悩ませる問題です。今後も、平和な世界を維持するために、合従連衡(がっしょうれんこう)をしっかりと考えていかなければならないでしょう。


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