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衣錦還郷【いきんかんきょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
衣錦還郷

【読み方】
いきんかんきょう

【意味】
立身出世、または成功して故郷に帰ること。故郷に錦(にしき)を飾ること。
錦を着て故郷に帰る意味から。
「錦」は金銀の多彩な色糸を用いて織った豪華に輝く絹織物のこと。
成功の証として、立派な衣服を着て故郷に帰るという意味。

【語源・由来】
「錦(にしき)を衣(き)て郷(きょう)に還(かえ)る」と訓読する。
他郷で出世し、錦衣(きんい)を着て故郷に帰るという解釈。

【典拠・出典】
南史』「柳慶遠伝」

【類義語】
衣錦之栄(いきんのえい)

【対義語】
衣繍夜行(いしゅうやこう)
・衣錦夜行(いきんやこう)

【英語訳】
Get ahead and return to the hometown


衣錦還郷(いきんかんきょう)の使い方

健太
ただいま! 久しぶりの故郷だなあ。懐かしいよ。
ともこ
あらっ、健太君! お帰りなさい。すっかり見違えたわ。
素敵なスーツ着て、高級車に乗ってるんだもの。
健太
うん。長いこと東京で頑張ったかいあって、ようやく会社を立ち上げることができたんだ。だから、両親に親孝行しようと思ってね。
ともこ
衣錦還郷を叶えたというわけね。ご両親喜ぶわよ~! こんな立派に成長して、帰ってきてくれたんだから。

衣錦還郷(いきんかんきょう)の例文

  1. 我が美容専門学校の生徒が、卒業後にカリスマ美容師として有名になり、多額の寄付をしてくれた。まさしく衣錦還郷を遂げたというわけだ。
  2. ロックシンガーとして有名になった彼はお付きの若者を従え、派手なスーパーカーに乗り、故郷のライブ会場に衣錦還郷を果たした。
  3. 衣錦還郷の目標を掲げて、意気揚々と都会に出た。しかし、なかなかうまくゆかず、故郷に帰れぬ日々が続いている。
  4. 先生は言った。夢を見事に叶えられたら衣錦還郷して、支えてくれた家族に恩返しするようにと。
  5. 隣村のB君はオリンピックで金メダルを獲り、故郷でのパレードで衣錦還郷を遂げた。

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