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一刻千金【いっこくせんきん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

一刻千金

【四字熟語】
一刻千金

【読み方】
いっこくせんきん

【意味】
わずかな時間が千金にも値するという意味。とても価値のある、貴重な時間。

【語源・由来】
一刻(いっこく)とは現在の30分。千金(せんきん)はたくさんのお金のことを表す。一刻が千金の価値があるという意味。中国の蘇軾(そしょく)の詩の「春宵一刻値千金」からきている。

「春宵一刻値千金」:春の宵は一刻が千金に値するほど素晴らしい。
楽しい時間の過ぎるのを惜しむ言葉として使う

【典拠・出典】
蘇軾「春夜」

【類義語】
光陰矢の如し
時は金なり
春宵一刻値千金

“光陰矢の如し”は不特定な時の流れの早さを表すものに対し、”一刻千金”はある特定の時の流れの早さを惜しむ言葉として使われる

【英語訳】
・time is money
・worth a million dollars

英語例文
昨夜の試合は一刻千金の思いがした。
last night’s game was worth a million dollars

一刻千金(いっこくせんきん)の使い方

健太
そういえば、お父さんがアメリカから帰ってきてるんでしょ?
ともこ
うん、でももう今日の朝また行っちゃったの…
健太
そうなんだ、さみしいね
ともこ
昨日の夜は一刻千金の思いがしたの

一刻千金(いっこくせんきん)の例文

  1. 10年ぶりの同窓会は一刻千金の思いがした。
  2. 七夕にしか会えないなんてまさに一刻千金だろうね。
  3. 大好きなあの子とのデートは一刻千金だ。
  4. 春の宵は一刻千金と言われる。

まとめ

一刻千金(いっこくせんきん)の由来の、蘇軾の詩「春夜」の”春宵一刻値千金”ですが、実際春の宵を散歩しているとなんとも言われぬ趣があり、とても貴重な時間を感じられると思います。特に楽しい時間というのは退屈な時間の倍以上に早く感じることがあります。その時間こそが一刻千金(いっこくせんきん)です。私たちが生きているのも限られた時間ですから、その時間を無駄にすることなく、大事にしていきたいですね。


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