一気呵成の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一気呵成
【読み方】
いっきかせい
【意味】
文章を勢いよく、ひと息に書き上げること。また、物事を途中で滞らせず、一気に成し遂げること。文章については、始めから終わりまで流れや勢いが一貫していることも表す。


【語源・由来】
「一気」はひと息に、途切れることなくという意味。「呵」は息を吹きかけること。「呵成」は、筆に息を吹きかけて一気に文章を仕上げることを表す。『詩藪』では詩の構成や勢いが始めから終わりまで自然につながっていることを「一気呵成」と評している。
【典拠・出典】
『詩藪』「内編」(明の胡応麟による詩論。杜甫の詩「登高」の一貫した勢いを評した言葉が見える)。
【類義語】
・一瀉百里(いっしゃひゃくり)
・一瀉千里(いっしゃせんり)
・一瀉万里(いっしゃばんり)
【関連語】
・懸河之弁(けんがのべん)
・一網打尽(いちもうだじん)
【英語訳】
to complete something in one go
to write something in one uninterrupted flow
彼女は脚本を一気呵成に書き上げた。
She wrote the script in one uninterrupted burst.
一気呵成(いっきかせい)の解説
「一気呵成」は、文章を勢いよく、途中で流れを止めずに書き上げることだよ。転じて、仕事や計画を一気に仕上げる場合にも使われるんだ。
「呵」は息を吹きかけるという意味。「呵成」は、筆に息を吹きかけて文章を一気に書き上げることを表すよ。息を吹きかけるだけで作品が完成するという意味ではないんだ。
「脚本を一気呵成に書き上げる」なら、流れに乗って文章を最後まで書き進めること。「一気呵成に改革を進める」なら、途中で勢いを失わずに物事を成し遂げることだよ。
典拠は明の胡応麟(こおうりん)による詩論『詩藪』。杜甫の「登高」という詩を、最初から最後まで気勢と構成がつながっていると評した表現がもとになっているんだ。
一気呵成(いっきかせい)の使い方




一気呵成(いっきかせい)の例文
- 作家は十分に構想を練ったあと、短編小説を一気呵成に書き上げた。
- 書き始めるまでに時間がかかったが、筆が進みだすと一気呵成に原稿を仕上げた。
- 新しい脚本の構想がまとまり、彼女は一気呵成に最後まで書き進めた。
- 担当者たちは長く停滞していた改革を一気呵成に進めた。
- 演奏が始まると、楽団は勢いを保ったまま一気呵成に曲を弾き終えた。
- 入念に準備した企画書を、彼は一気呵成に書き上げた。


















