【四字熟語】
一文半銭
「半銭」は「きなか」とも読みます。
【読み方】
いちもんはんせん
【意味】
ごくわずかな金額のたとえ。
【語源・由来】
「文」「銭」は昔の小銭の単位です。「少しの金も…しない」という意で、金惜しみするときに用いられることが多くあります。
「一文」とは、銅貨の穴あき銭1枚、銭1枚から派生して、わずかな金、ほんのちょっとの金という意味となり、さらに安っぽいものの意味も持っています。
「半銭」とは一文銭の半分(5厘)の意味で、一文と同じで、ごくわずかな金銭、ほんの少しのお金という意味です。
これが派生してほんのわずかなもの、ごくわずかの量・程度を表現しています。
一文銭の直径が一寸(ひとき)であることから、半銭を”きなか”とも読みます。
【類義語】
・一紙半銭(いっしはんせん)
・一銭一厘(いっせんいちりん)
・二束三文(にそくさんもん)
【英語訳】
a small amount of money
meagre sum of money
一文半銭(いちもんはんせん)の使い方
実は僕のお母さんがピアノの先生をしていて、小さなころから教わっていたんだ。
一文半銭も使わずに覚えることができたんだ。
一文半銭も使わずに覚えることができたんだ。
うらやましい!
私なんか音符も読むことができずに、音楽苦手なんだよね。
私なんか音符も読むことができずに、音楽苦手なんだよね。
でも、お母さんは教え方が少し厳しくって、小さな頃は泣きながら覚えたんだよね。
一文半銭(いちもんはんせん)の例文
- 外国人の友人と楽しい生活が過ごせただけではなく、英語は一文半銭もかけずに学ぶことができた。
- 一文半銭といえども金銭を無駄にしてはならないという教え。
- 少ない給料をやりくりして、一文半銭で暮らしている。
- 大小いっさいのことについて、一文半銭もここの世話にはならず出ていく。
- 一文半銭も持たないようなホームレスが少なくなることを望みます。
いつ習ったの?