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一往一来【いちおういちらい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

一往一来の意味(語源由来・出典)

意味

【四字熟語】
一往一来

【読み方】
いちおういちらい

【意味】
行ったり来たりすること。

「往」を「応」と書き誤らない。
四字熟語の博士
「一往一来」は、行ったり来たりすることを表現した四字熟語なんだ。
たとえば、学校に行って家に帰る、または何かを運ぶために同じ道を何度も行き来することを表しているんだよ。
助手ねこ
そうなんや。つまり、「いったりきたりする」ことなんやな。
学校に行って、また家に帰るみたいに、同じ道を何回も行ったり来たりするんやな。
これは、「何回も同じことを繰り返す」ってことを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
「往」は行くこと。「来」は来ること。

【典拠・出典】
荀子』「賦(ふ)」

一往一来(いちおういちらい)の解説

カンタン!解説
解説

「一往一来」っていうのは、行ったり来たりすることを表す言葉だよ。要するに、行き来することさ。その「一…一…」っていう部分は、「あるときはこう、あるときはああ」というような意味があるんだ。

ただ、気をつけてほしいのは、「往」を「応」って間違えて書かないことだよ。「往」っていうのは行くことを表すからね。

この言葉の出どころは、中国の古い書物『荀子じゅんし』の中にある「」っていう部分だよ。とにかく、「一往一来」は、何かが行ったり来たりする様子を表しているんだね。

一往一来(いちおういちらい)の使い方

健太
久しぶりの遊園地!最近新しくオープンした巨大迷路に挑戦だ!
ともこ
ちょっと待ってよ!一人で先に行くと、どうせすぐ迷っちゃうんだから・・・。
健太
さっそく迷っちゃった。ここの道、さっきも通った気がする。もうゴールできずに僕はこのままここで命尽き果ててしまうのだろうか・・・。
ともこ
同じ場所を一往一来していても意味がないわ。まずは落ち着いて同じ道を行かないように覚えておきましょう!さあゴールに向かって頑張るわよ!

一往一来(いちおういちらい)の例文

例文
  1. 私が誕生した時、いつもは寡黙で頑固な父は分娩室の前の廊下を一往一来するほど落ち着いていなかったそうだ。
  2. 新学期になり、私は、学級委員として職員室と教室を一往一来せざるおえなかった。
  3. アリは巣穴と飴が落ちている場所を一往一来して、少しずつ少しずつ飴を巣穴に持ち帰っていた。
  4. 息子の初めてのおつかいで心配すぎてスーパーの前までついてきてしまった。スーパーの前を一往一来していたら、不審者だと思われて警備員さんに呼び止められてしまったのは、今では懐かしい思い出だ。
  5. 私は、毎日好きな人がこの道を通って帰宅すると知って、少しでも偶然に会えないかと一往一来している。
  6. 女性の買い物は、似たような店で似たような服を買おうか迷ってフロアの中を一往一来するものであり、それに付き合う男性は、忍耐力が必要なのだ。
  7. 息子の高校の合格発表だからって、そんなところで一往一来していないで、少しは落ち着いたらどうなんだい。

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