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一牛鳴地【いちぎゅうめいち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
一牛鳴地

【読み方】
いちぎゅうめいち

【意味】
とても近い距離にあること。また、のどかな田園風景の形容。

【語源・由来】
「牛鳴」は牛の鳴く声。牛の鳴く声が聞こえる範囲の近い土地という意味。「一牛鳴」と訳すこともある。

語構成は「一」+「牛鳴」+「地」

【典拠・出典】
王維

【類義語】
一衣帯水(いちいたいすい)
・一牛吼地(いちぎゅうこうち)


一牛鳴地(いちぎゅうめいち)の使い方

健太
僕は将来、大きくなってもこの一牛鳴地の土地を離れたくないなあ。
ともこ
あら急にどうしたの?前までは都会の大学に行って都会に就職してたくさんお金を稼ぐって息巻いていたじゃない。
健太
僕調べたんだけど、今の時代パソコンが一台あれば働けるみたいなんだ!有名な会社の人も、田舎に住んでいる人が多いみたいなんだ。今の時代ネット環境さえ整っていたらどこでも仕事出来るんだよ!
ともこ
それは一握りの人の話でしょう?最初から楽することを考えずに、真面目に働きなさい!

一牛鳴地(いちぎゅうめいち)の例文

  1. 数少ない僕の同級生は、みな学校を卒業して就職しても一牛鳴地の範囲で生活している。
  2. 毎日満員電車に揺られて会社勤めをしていると、あの一牛鳴地の土地で虫かごと虫取り網を持って走り回ってたころが懐かしい。
  3. 俺はこんな一牛鳴地の平々凡々な場所よりも、華やかでジェットコースターのような都会に住みたいんだ。
  4. 親しい人が一牛鳴地の場所に住んでいるのは、お互い遊びやすい利点もあるが、いつも自分の行動が相手にわかってしまうので、少しめんどくさいと思う。
  5. あれだけ離れたかった一牛鳴地の土地も、今は牛の声や一時間に1~2本しかこない電車を思い出し帰りたいと思っているくらい、少しセンチメンタルな気分になっている。
  6. かつて一牛鳴地の場所に住んでいた仲間たちも、今はそれぞれ家庭を持ち、みな違う場所に住んでいる。

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