一場春夢【いちじょうのしゅんむ】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【四字熟語】
一場春夢

【読み方】
いちじょうのしゅんむ

日本漢字能力検定
5級

【意味】
春の夜の夢のように、その場限りであること。人生の栄華のきわめてはかないことのたとえ。

【語源由来】
「一場】はその場限り、つかのま。ひとときだけの短い春の夜に見る夢の意から。

【類義語】
・邯鄲之夢(かんたんのゆめ)

【英語訳】
extremely empty

extremelyは「きわめて」という意味の副詞。emptyは「虚しい」という意味の形容詞。
英文例
その王の栄華は一場春夢だった。The glory of the king was extremely empty.

一場春夢(いちじょうのしゅんむ)の使い方

ともこ
秋にはあんなに咲いていたお花畑が、今ではからっぽで寂しいわ
健太
花も一場春夢だよねぇ
ともこ
春になったら、また種をまこうね
健太
うん、ぼくも手伝うよ!

一場春夢(いちじょうのしゅんむ)の例文

  1. 彼が経営する会社は一時期上場する勢いだったが、一場春夢だった。
  2. 気分が落ち込むと、世の中のすべてが一場春夢に思えて虚しい。
  3. 彼女は社内で大出世したがプロジェクトが失敗し、今ではその栄光は一場春夢だ。
  4. その王国は別の部族に滅ぼされ、その栄華は一場春夢と消えた。
  5. 荒城の月を聞くと、一場春夢の気分が味わえる。

まとめ

「一場」はその場限りを意味しており、「春夢」は一夜の春の夢を意味することから、一場春夢(いちじょうのしゅんむ)は一夜の春の夢のように、その場限りではかないこと、人の世の栄華はきわめてはかないことを意味する言葉となりました。この虚世感が、非常に日本らしくて美しい四字熟語だと思います。かげろうのはかなさにロマンを感じたり、散っていく桜の花を美しいと感じる、あの感覚です。はかなさを春の夢に例えるセンスが非常に美しいと思います。実際に一場春夢のはかなさを味わいたくはありませんが、言葉としての美しさには惹かれてしまいます。皆様はいかがでしょうか?

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