【四字熟語】
以耳代目
【読み方】
いじだいもく
【意味】
他人から聞いたことを、自分で調べたり確かめたりせずに、そのまま信じ込むこと。

「以耳代目」は、人から聞いたことを自分の目で確かめず、そのまま信じてしまうことだよ。「耳を目の代わりにする」というたとえなんだ。

ニャルほど! 遠足の集合時間を友達から聞いただけで、しおりを見ずに思い込んでしまうこともあるニャ。オラ、自分で確かめることが必要だとわかったニャン。
【語源・由来】
「耳を以(もっ)て目に代(か)う」と読み下す。自分の目で確かめる代わりに、人から聞いた情報だけで物事を判断すること。『児女英雄伝』では、同じ意味の「以耳為目」という表記が使われている。
【典拠・出典】
『児女英雄伝』第十七回(原文では「以耳為目」)
【英語訳】
to believe hearsay without checking the facts
to take hearsay for firsthand knowledge
英語例文
友達から聞いた話を、確かめずに信じてしまった。
I believed what my friend told me without checking the facts.
友達から聞いた話を、確かめずに信じてしまった。
I believed what my friend told me without checking the facts.
以耳代目(いじだいもく)の使い方

健太くん、明日の校外学習の集合時間は九時だって聞いたけど、本当かな?

ぼくも友達からそう聞いたけど、しおりはまだ見ていないんだ。

それなら以耳代目になっちゃうわ。自分でしおりを確認してみよう!

あっ、八時半って書いてある! 確認してよかったね。
以耳代目(いじだいもく)の例文
- 契約の条件を自分で読まず、以耳代目で判断してしまった。
- 彼は会社の資料を見ず、担当者の話だけを信じるという以耳代目の判断をしてしまった。
- その商品の評判を人づてに聞いただけで、以耳代目で品質を判断した。
- 彼女は報告書の原本を読まず、人から聞いた説明だけで内容を決めつける以耳代目に陥っていた。
- 友人から聞いた求人の条件を確かめず、以耳代目で応募してしまった。
- 骨董品が本物だといううわさだけを頼りに買うのは、以耳代目の行動といえる。
- 現地に行って確かめることもなく、人から聞いた話だけでその町を評価したのは以耳代目だった。
まとめ
「以耳代目」は、他人から聞いた話を自分で確かめず、そのまま信じることです。「耳を以て目に代う」と読み下します。中国・清代の小説『児女英雄伝(じじょえいゆうでん)』第十七回には、同じ意味の「以耳為目」という表現が見られます。


















