【四字熟語】
以耳代目
【読み方】
いじだいもく
【意味】
実際には見て確かめていないのに、聞いただけで信じてしまう。他人の報告をそのまま信用すること。
【語源・由来】
耳をもって目に代える。みずから調査せずもっぱら伝聞にたよる。
「耳を以て目に代う」とも読む。
【類義語】
・耳食目論
【対義語】
ー
【英語訳】
ear resonance、on behalf of the head to the ear
英語例文
他人のことを以耳代目で信用する。I trust others about my ear
他人のことを以耳代目で信用する。I trust others about my ear
以耳代目(いじだいもく)の使い方

体操の応援にいったとき、近くにいた人の話しをきいてそのまま信用して大失敗してしまった。

試験範囲のこと? 話してくれた人もだけど、ともこちゃんも納得してしまったんだね。

そう、実際は試験の範囲は違うところで、復習もしていなかったから試験できなかった。

試験の結果は悪かったんだね。以耳代目、人の話しをそのまま信用して、確認しなかったんだね。
以耳代目(いじだいもく)の例文
- 正確な調査もしないで、以耳代目で自分の一生を左右する決断をするのは得策ではない。
- 彼は以耳代目で会社の資料を調査しないで損失をまねいてしまった。
- その書類は代筆可能で以耳代目であるとみなしてしまい、後日損害を被った。
- 自分のために見るのではなく、以耳代目に頼って発表に真意がみられなかった。
- 以耳代目で、高額のアルバイトをすぐに信用してしまった。
- 日本で一番高いバッグといわれ、以耳代目のごとく購入してしまった。
- 広告には実際とは違うものがあり、道理にあわないものがあって以耳代目であった。
まとめ
「以耳代目」は中国語の名は、耳をもって目の代わりとします。
出典:児女英誘伝(じじょえいゆうでん)中国の白話長編小説。清の文康の作。