「四字熟語」のLINEスタンプ発売中♪

喉元思案【のどもとじあん】の意味と使い方や例文(類義語)

喉元思案

喉元思案の意味(類義語)

意味

【四字熟語】
喉元思案

「咽元思案」とも書く。

【読み方】
のどもとじあん

【意味】
胸のうちで深く考えたのではない、あさはかな考え。

四字熟語の博士
「喉元思案」という四字熟語は、深く考えることなく、軽い考えで物事を考えることを指すんだ。
胸の内で深く考えるのではなく、あっさりとした考え方をするという意味が込められているよ。
助手ねこ
なるほどな。つまり、「考えることなくさっと思いつく考え」ってことやな。
深く考えずにすぐに思いつく考えを言うんやな。
これは、「考える前にすぐに思いつく考え」を表す言葉なんやで。

【典拠・出典】

【類義語】
・軽率短慮(けいそつたんりょ)
・軽佻佞巧(けいちょうねいこう)
・軽佻浮華(けいちょうふか)
軽佻浮薄(けいちょうふはく)
鼻元思案(はなもとじあん)

喉元思案(のどもとじあん)の解説

カンタン!解説
解説

「喉元思案」は、「思案」とは考えること、つまり思考や思いを巡らせることを意味しているんだ。一方、「喉元」とは、文字通り喉の部分を指していて、深く考えるときには脳を使うから頭を使うことが比喩されるけれど、ここではあえて「喉元」が使われているんだ。

なぜなら、この表現のポイントは「深く考えない」ことにあるからだよ。つまり、脳まで思考が達する前に、すぐに口から出てしまう、つまり浅はかな思考、あるいはそのままの感情や直感に従って行動を起こすことを示しているんだ。

だから、「喉元思案で試合に出た」という表現は、その人が試合に出る前に深く戦略を練るというよりも、その場の感情や直感に従って行動を起こした、つまり考えるより先に行動してしまったという意味になるんだ。

たとえば、サッカーの試合で思いっきり攻撃的にプレーをする選手を見たとき、「彼は喉元思案でプレーしている」と言うかもしれないね。それは、彼が試合の流れや相手の動きを深く考える前に、自分の感情や直感に従ってプレーしているという意味になるんだ。

喉元思案(のどもとじあん)の使い方

ともこ
健太くん。何で眼鏡を掛けているの?視力は両目ともに2.0のはずでしょう?
健太
そうなんだけど、眼鏡をかけていると女の子にもてるんじゃないかなって思ったものだから、眼鏡をかけてみたんだ。
ともこ
喉元思案ね。そんな事ではもてないわよ。もっと自分の内面を磨いて、女の子にもてるようになりましょうよ。
健太
やっぱりそうなの?実は僕もそうなんじゃないかって疑っていたんだ。

喉元思案(のどもとじあん)の例文

例文
  1. 喉元思案、東京に来れば成功することが出来ると思っていたなんて、あきれてしまう。
  2. 行先も考えず旅行に出て、お金が尽きてしまうなんて喉元思案だ。
  3. 喉元思案で会社なんか作るから失敗するんだ。
  4. 喉元思案で試合に出たら負けた。
  5. 健太くんはいつも、喉元思案で行動するから失敗することが多い。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。