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明哲保身【めいてつほしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

明哲保身

明哲保身の意味(出典・類義語)

意味

【四字熟語】
明哲保身

【読み方】
めいてつほしん

【意味】
聡明で道理に明るい人は、危険を避け身を安全に保つ意。また、本来の意味とは異なり、「保身」の意味が誤解されて、自分の身の安全だけを考え、要領よく生きるという意味で使われることもある。

四字熟語の博士
「明哲保身」という四字熟語はね、物事の理解が深い聡明な人は自分を守る方法を知っている、という意味があるんだよ。
つまり、物事をうまく対処するから、自分が危険な状況に陥ることがないということだね。
助手ねこ
なるほどな、つまり「ええところをええタイミングで見つけて、自分を守る」ってことやな。
物事のことをよ~く知ってて、それをうまく使って、自分がピンチになることを防ぐんやな。
これは、「物事をしっかり理解すると、自分を守ることができる」って教えてくれる言葉やで。

【典拠・出典】
詩経』「大雅・烝民」

【類義語】
・明哲防身(めいてつぼうしん)

明哲保身(めいてつほしん)の解説

カンタン!解説
解説

「明哲保身」っていう言葉は、賢くて物事の本質をよく理解している人が、自分を危険から守ることを表すんだよ。例えば、うまく問題を避けて、自分の身を守るってことさ。

でもね、時々この言葉がちょっと誤解されて、自分だけの安全を考えて、とにかく何でもかんでもうまく生きようとする意味で使われることもあるんだ。「明哲」っていうのは、物事をよく理解していて、賢いっていう意味だよ。

なんていうか、「賢くて、それでいて自己防衛が上手」っていう感じかな。「明哲身を保つ」っていう風に読むこともあるよ。この言葉は、昔の中国の詩集「詩経しきょう」の中の「大雅たいが烝民じょうみん」っていう部分から来ているんだよ。

明哲保身(めいてつほしん)の使い方

健太
ともこちゃんは、明哲保身に長けているよね。
ともこ
そうかしら?
健太
うん。うまく先生たちの間を立ち回り、先生のお気に入りだからって嫉妬する生徒の悪意をうまくかわし、見ていると時々はらはらするけど、最終的には平和的解決に至っているからね。
ともこ
あら。私のことを気にして見ていてくれているのね。ありがとう。

明哲保身(めいてつほしん)の例文

例文
  1. 彼女なら明哲保身を貫く術を知っているから大丈夫だ。
  2. 明哲保身、自分の身を守れないで、どうやって上司に仕えるって言うんだ。
  3. 明哲保身、まず自分が元気でいなければ、親孝行はできない。
  4. 健太くんは、ずるいが、このずるさは、時の権力の見わけかた、将来の見通しの確かさ、危険にたいする自己防衛力といったような明哲保身の術だ。
  5. 明哲保身、この会社を良くするために、蹴落とされない様に上を目指す。

明哲保身の文学作品などの用例

  1. その一方、どこかしら明哲保身を最上智と考える傾向が、時々師の言説の中に感じられる。<中島敦弟子>

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