【四字熟語】
海誓山盟
【読み方】
かいせいさんめい
【意味】
変わることがない愛情を固く誓うこと
【語源・由来】
「海誓」海の誓い。海という存在のように変わることのない誓い、約束。
「山盟」山の誓い。盟は誓いのこと。山という存在のように変わることのない誓い、約束。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・海約山盟(かいやくさんめい)
・山海之盟(さんかいのめい)
【英語訳】
lovers’ vows
make solemn promise
give one’s word of honor
例文
He vowed that he would love her forever.
彼は彼女に海誓山盟を誓った。
He vowed that he would love her forever.
彼は彼女に海誓山盟を誓った。
海誓山盟(かいせいさんめい)の使い方
君のことを大切に思っているよ。いつだって海誓山盟の気持ちは変わらない。
いきなり何言い出すやら。で、今度は何がしたいっての?下ごごろ見え見えなんですけど。
そんなあ、本当の気持ちだってば。まあ、ちょっとお小遣い増やしてもらえると有難いってのはあるけど。
却下です!
海誓山盟(かいせいさんめい)の例文
- 海誓山盟なんて今時流行らないんじゃないかな。平然とそんな臭いセリフを言うことができる奴って、ちょっと常識すら疑うかも。でも「君に永遠の愛を誓う」なんて言われると、何を芝居みたいな心にも無いこと言っちゃってと思うんだけれども、心の奥底では嬉しいと思う気持ちがないわけではないんだな。
- かつての日本人は本心を大っぴらに言うことは憚られるような風潮があった。特に恋愛に関しては。最近の若い人達はそれほどでもないようで、海誓山盟を抵抗なく口にする人も増えているようだ。それでもやっぱり日本人のシャイな性格はあまり変わっていないのかもしれない。
- 古典文学では海誓山盟のセリフが出てくる場面がある。シェークスビアなどの古典演劇の舞台には、そうしたセリフが満載だ。だから日常会話の中で聞くと、どうしても芝居がかって聞こえてしまうのだ。