家鶏野鶩【かけいやぼく】の意味と使い方や例文(故事・出典・類義語)

【四字熟語】
家鶏野鶩

【読み方】
かけいやぼく

【意味】
古いものを嫌って、めずらしくて新しいものを好むこと。また、身近なものや良いものを嫌って、遠くにあるものや悪いものを好むこと。良い筆跡と、悪い筆跡のたとえとしても使われる。

【故事】
中国晋(しん)代の庾翼(ゆよく)は、はじめ王義之(おうぎし)と名を等しくするほどの書の大家だったけれど、王義之の名声が上がったことで人々は次第に王義之の書を学ぶようになった。そこで、庾翼が友人へ宛てた手紙の中で自分を家鶏に、王義之を野雉(野生のキジ)にたとえて、世の人々が家鶏を卑しみ野雉を愛していると嘆いた故事が由来とされている。

家で飼っている鶏を嫌って、野生のアヒルを好むことから。
「家鶏(かけい)」とは、身近なものや古いもの、よいものというたとえ。「野鶩(やぼく)」とは、遠くにあるものや新しいもの、悪いものというたとえ。「家鶏を厭(いと)い、野鶩を愛す」の略のこと。

【典拠・出典】
太平御覧』九一八引『晋書』

【類義語】
家鶏野雉(かけいやちん)


家鶏野鶩(かけいやぼく)の使い方

健太
ぼくはこんな古い街で、一生過ごすのは嫌なんだ。
ともこ
確かに、新しい施設はないけれど、人は優しくてとてもいいところだと私は思うわ。
健太
もっと、新しいことや、刺激のある毎日を送りたいんだ。
ともこ
健太くんは、家鶏野鶩を求めているのね。

家鶏野鶩(かけいやぼく)の例文

  1. 今の時代は、家鶏野鶩という人が多いのではないだろうか。
  2. 娘が家鶏野鶩ということばかりするので、将来が心配だ。
  3. 今の若者は、家鶏野鶩に走りすぎているのではないか。
  4. 家鶏野鶩ではなくて、身近なものを大切にしなさいと、祖母に教えられた。

まとめ

家鶏野鶩というように、新しいものには、魅力を感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、身近なものや古いものの良さにも気づいて、大切にしたいものですね。

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