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四鳥別離【しちょうべつり】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
四鳥別離

【読み方】
しちょうべつり

【意味】
親子の悲しい別れ。巣立つ四羽のひな鳥を見送る親鳥の別れの悲しみの意から。「四鳥」は四羽のひな鳥。

【語源・由来】
孔子が早朝に悲鳴のような泣き声を聞き、高弟の顔回に尋ねたところ、顔回は「桓山で鳥が四羽のひな鳥を育て、巣立つとき母鳥は別れの悲しさに声をあげて鳴き送ると申しますが、あの声もその母鳥の鳴き声と同じです」と答えた。果たして父親が死んで、子を売らなければならなくなった、母親の泣き叫ぶ声であったという故事から。

【典拠・出典】
孔子家語』「顔回」

四鳥別離(しちょうべつり)の使い方

ともこ
三月は、都会の大学に行く子供と親の四鳥別離が空港のあちこちで見られるわね。
健太
そうだね。僕たちもいずれは四鳥別離を体験する日が来るんだろうね。
ともこ
健太くん!今の成績で大学に行くつもりなの?どこも入れてくれないわよ。
健太
ひどい。

四鳥別離(しちょうべつり)の例文

  1. 戦争に行く息子を見送る母は、四鳥別離というように本当は泣いて止めたかったそうです。
  2. 四鳥別離というように、そんなに泣かないでよ、隣の県に就職するんだから。
  3. 就職と言うめでたい晴れの日に、四鳥別離というように泣いて見送られるより笑って見送ってほしい。
  4. 突然の事故死で、息子と母は四鳥別離、悲しい別れをしなくてはいけませんでした。
  5. 今生の別れのように、四鳥別離、健太くんとお母さんは抱き合って泣きました。

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