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寡廉鮮恥【かれんせんち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
寡廉鮮恥

【読み方】
かれんせんち

【意味】
よこしまな心をもち、恥知らずなさま。節操がないさま。

【語源・由来】
「寡」も「鮮」も少ない。「廉」は心が清く正しいさま。

【典拠・出典】
史記』「司馬相如伝」

【類義語】
厚顔無恥(こうがんむち)

【英語訳】
shameless

shamelessは「恥を知らない」という意味の形容詞。
英文例
その政治家は寡廉鮮恥だったと言えよう。We can say that the politician was shameless.

寡廉鮮恥(かれんせんち)の使い方

ともこ
今朝の新聞読んだ?最近騒がれていた汚職政治家が、やっと辞職することになったみたいよ
健太
うん、テレビのニュースで見たよ。けっこう粘ってたよね
ともこ
こんなに大騒ぎになる前に、自分で進退を決めるべきよ。まったく寡廉鮮恥なんだから
健太
あんまり清廉潔白な政治家って見たことないけどね

寡廉鮮恥(かれんせんち)の例文

  1. うちの同期の彼女は、本当に男癖が悪い。ちょっと良い男性だと、付き合っている人がいようがいまいが関係なしに手を出す。寡廉鮮恥なその行動には、同じ女性として呆れるしかない。
  2. その政治家は、大臣になったとたんに失言を連発して世間を騒がせた。それでも大臣の椅子にしがみつき、言い訳を重ねている様子を見ると、寡廉鮮恥な人物だと驚くばかりだ。
  3. せっかく優勝したのに、ドーピング疑惑で失格となったその陸上選手だが、いろいろな言い訳が見苦しかった。事実を認めて謝罪すれば、あんな寡廉鮮恥な真似をしなくてすんだのに、と思う。
  4. なんでも引き際が肝心だ。後から寡廉鮮恥だと後ろ指をさされないよう、進退を考える時はしっかりしなければならない。
  5. 自分に対してうそをつかないように生きていれば、人から寡廉鮮恥だと避難されることはない。

まとめ

「寡」も「鮮」も少ないことを、「廉」は心が清く正しいさまを表すことから、寡廉鮮恥(かれんせんち)は、よこしまな心をもち、恥知らずなさまを表す言葉となりました。特に政治家については、清廉潔白な人格が求められます。不祥事を起こして寡廉鮮恥(かれんせんち)だと非難されるような人物には、そもそも政治家の資格がないと言えるでしょう。


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