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厚顔無恥【こうがんむち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

厚顔無恥

【四字熟語】
厚顔無恥

【読み方】
こうがんむち

【意味】
ずうずうしくて恥知らずなさま。他人のことを一切考えずに、自分の思い通りに行動することや態度のこと。

【語源・由来】
「厚顔」は面の皮が厚い、厚かましいこと。「無恥」は恥知らずなこと。

「無恥厚顔(むちこうがん)」ともいう。

【典拠・出典】
文選』孔稚珪「北山移文」

【類義語】
・厚顔無慚(こうがんむざん)
独断専行(どくだんせんこう)
勝手気儘(かってきまま)
得手勝手(えてかって)
寡廉鮮恥(かれんせんち)
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

【英語訳】
shameless、brazen and unscrupulous

例文 厚顔無恥とはまさにあいつのことだ。
He’s such a shameless jerk.

厚顔無恥(こうがんむち)の使い方

ともこ
今日あなた塾をサボって、駅前で遊んでいたでしょう?
健太
え?なんのこと?僕はちゃんと塾に行ったよ?駅前にいるわけないじゃないか。
ともこ
厚顔無恥にもほどがあるわ!あなた駅前でテレビのインタビューに答えていたでしょう!夕方の番組で放送されていたわよ!
健太
あっ!し、しまった!ご、ごめんなさい・・・。

厚顔無恥(こうがんむち)の例文

  1. 犯罪を犯していないとテレビ番組で堂々と言っていた政治家が、汚職事件で逮捕され、彼の厚顔無恥ぶりが世間に広まった。
  2. 本当に君は、厚顔無恥だね。ずうずうしいにもほどがある!
  3. 彼は、多数の目撃証言があったにもかかわらず、罪を認めていなかった。厚顔無恥も甚だしい奴だ。
  4. 父の家なのに、主のごとく振舞っている兄の姿は、厚顔無恥も甚だしい。
  5. 彼女は、結婚するまで厚顔無恥で自分勝手で我が道をゆく人だった。

まとめ

現在、奥ゆかしい昔ながらの日本人よりも、自分の意見をはっきりと述べ、人とディスカッションできる人が望まれているが、あまりにあつかましくしていると厚顔無恥と言われてしまうので気を付けよう。


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