著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

見毛相馬【けんもうそうば】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
見毛相馬

【読み方】
けんもうそうば

【意味】
表面だけを見て判断するのは、間違いが多いということ。

【語源・由来】
「相馬」は、馬の形相を観て、その良否を鑑定すること。そうま。

【典拠・出典】

見毛相馬(けんもうそうば)の使い方

健太
江戸時代のお見合いは、本当に一瞬、ちらっと見るだけのものが多かったんだって。
ともこ
へえ。じゃあ、見た目重視だったのね。
健太
見毛相馬っていうから、失敗が多かったんだろうね。
ともこ
自由恋愛の現代でも失敗が多いけどね。

見毛相馬(けんもうそうば)の例文

  1. ともこちゃんはインスタ映えしそうなケーキを買ったが、全くおいしくなくて、見毛相馬って本当だって思った。
  2. 健太くんは、まさに見毛相馬の失敗が多い子で、一目ぼれして、人となりを知った後幻滅してを繰り返している。
  3. 見毛相馬というが、スーパーの肉は、発色剤でおいしそうに加工してあるから、見た目で判断してはいけないんだ。
  4. 健太くんは、見毛相馬を身をもって知っているはずなのに、CDのジャケット買いをやめない。
  5. ともこちゃんは、見毛相馬を念頭に置いて店選びをするので、彼女が選ぶレストランは、店構えが古くてもおいしい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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