【四字熟語】
奇技淫巧
【読み方】
きぎいんこう
【意味】
快楽のみを求めた好ましくないもののたとえ。
【語源由来】
「淫」はあふれる意で、「淫巧」は非常にぜいたくな技巧のこと。
【典拠・出典】
『書経』「泰誓・下」
奇技淫巧(きぎいんこう)の使い方
母さんが、自動食器洗浄機が欲しいって言っているんだ。そんなもの必要かなあ?
最近の家電は、奇技淫巧が多いわよね。食べたらすぐ洗えば大した仕事じゃないと思うわ。
母さんは、これ以上楽をしてどうするつもりなんだろうね。
そうだわ。健太くんがお皿洗いをしてあげればいいじゃないの。これで解決!
奇技淫巧(きぎいんこう)の例文
- スピーカーに話しかけるだけで天気予報が分かるなんて、奇技淫巧、空や風を読んで考えるべきだと思う。
- 携帯電話でいつでもどこでもテレビが見られるなんて、奇技淫巧です。
- ゲーム機を携帯できるサイズにしたことは、奇技淫巧、人を駄目にする技術だと思います。
- 奇技淫巧、車が開発されてから、人は歩くことが少なくなり弱くなりました。
- 奇技淫巧、電卓を使うと楽で正確だけど、頭で計算しなくなるから買いません。