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金泥精描【きんでいせいびょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
金泥精描

【読み方】
きんでいせいびょう

【意味】
金の顔料を用いて、くわしく細やかに絵を描くこと。

【語源由来】
「金泥」は、金粉をにかわで溶かしたもの。「精描」は、くわしく細やかに絵を描くこと。

【典拠・出典】

【類義語】
彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)

金泥精描(きんでいせいびょう)の使い方

健太
ともこちゃん。僕の自慢の鯉のぼりを見てよ。
ともこ
うわあ。何だか本物みたいね。
健太
金泥精描の鯉なんだよ。職人さんの手書きなんだ。
ともこ
本当に空を泳ぐ鯉みたい。この鯉のように、健太くんが偉大な大人になるといいわね。

金泥精描(きんでいせいびょう)の例文

  1. ふすまに描かれた、金泥精描の虎は、よく見ると浮かび上がって、そこに虎がいるようだ。
  2. 健太くんの家のお宝は、金泥精描の竜の屏風です。
  3. ともこちゃんは、依頼主の望み通り、金泥精描の猫を描いた。
  4. 校長室にある金泥精描のヘビの絵は、夜中になると動き始めるという話だ。
  5. その日の夕暮れの海は、金泥精描の絵のようにきらきら輝ききれいだった。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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