【四字熟語】
金泥精描
【読み方】
きんでいせいびょう
【意味】
金の顔料を用いて、くわしく細やかに絵を描くこと。
【語源由来】
「金泥」は、金粉をにかわで溶かしたもの。「精描」は、くわしく細やかに絵を描くこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)
金泥精描(きんでいせいびょう)の使い方
ともこちゃん。僕の自慢の鯉のぼりを見てよ。
うわあ。何だか本物みたいね。
金泥精描の鯉なんだよ。職人さんの手書きなんだ。
本当に空を泳ぐ鯉みたい。この鯉のように、健太くんが偉大な大人になるといいわね。
金泥精描(きんでいせいびょう)の例文
- ふすまに描かれた、金泥精描の虎は、よく見ると浮かび上がって、そこに虎がいるようだ。
- 健太くんの家のお宝は、金泥精描の竜の屏風です。
- ともこちゃんは、依頼主の望み通り、金泥精描の猫を描いた。
- 校長室にある金泥精描のヘビの絵は、夜中になると動き始めるという話だ。
- その日の夕暮れの海は、金泥精描の絵のようにきらきら輝ききれいだった。