【四字熟語】
木端微塵
【読み方】
こっぱみじん
【意味】
極めて細かく砕けること。
粉々になること。
原形をとどめぬ程にバラバラに壊れること。
【語源・由来】
「木端」は木の切りくず、材木の切れ端のことで、つまらないものや取るに足りないもののたとえです。
また「微塵」は細かい塵や埃のことで、非常に細かいもののたとえです。
木端微塵は「木っ端微塵」とも書きます。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・落花微塵(らっかみじん)
・微塵骨灰(みじんこっぱい)
【英語訳】
broken into small fragments
smashed to atoms
fragments and splinters
smithereens
break something to pieces
smash something to matchwood
木端微塵(こっぱみじん)の使い方
聞いた?朝先生が出勤してきたら、一階の窓ガラスが割れていたんだって!
うん、聞いたよ。ひどいね。
かなり強く叩いたみたいで、窓ガラスは木端微塵になっていたみたい。
誰のいたずらなんだろう。それとも泥棒かな?
木端微塵(こっぱみじん)の例文
- 爆竹で青ガエルを木端微塵に吹き飛ばすのが気持ちが良かった。
- アニメの悪者キャラクターは自爆ボタンを押すと、ロボットが爆発し木端微塵となる。
- 死んだら焼いた骨を木端微塵に砕いて、海のど真ん中にまいてもらいたい。
- 交通事故でフロント硝子が木端微塵に砕け散った。
- 「木端微塵にしてやる!」と大声を発しながら、棍棒を振り回してきた。
まとめ
「微塵」と言えば、料理でも使われますね。例えば、玉ねぎの微塵切りなどがあります。玉ねぎ以外にもにんにくなども微塵切りにしますよね。微塵切りは一般的に1~2 mm角程度に切ることを指しますが、微塵切りよりも少し大きめの3~4mm角に刻む切り方は粗微塵(あらみじん)といいます。