著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

高談闊歩【こうだんかっぽ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
高談闊歩

「闊歩」を「活歩」と書き誤らない。

【読み方】
こうだんかっぽ

【意味】
自由に議論して、大股に歩くこと。気ままなさま。

【語源・由来】
「高談」は盛んに談論すること。「闊歩」は大股に歩く、自由に歩くという意味から、自由で得意な様子。

【典拠・出典】

高談闊歩(こうだんかっぽ)の使い方

ともこ
健太くん。反対派の人たちを高談闊歩させておいていいの?
健太
いいんだよ。自由にさせておきなよ。
ともこ
反対派の人たちを甘く見ていると、次の生徒総会で大変な目にあうかもしれないわよ。反対派が、好き勝手な発言を繰り返しているらしいわよ。
健太
なんとかなるさ。ケセラセラ。

高談闊歩(こうだんかっぽ)の例文

  1. 健太くんのお父さんは大企業の社長だから、恵まれている健太くんは、悩みもなく高談闊歩しています。
  2. 誰にも邪魔されずに、自分の思うがまま高談闊歩してみたい。
  3. あんまり高談闊歩していると、いつかお父さんの逆鱗に触れることになりますよ。
  4. しがらみだらけの僕は、高談闊歩している健太くんがうらやましく、彼の存在がまぶしく見えます。
  5. 今まで高談闊歩してきたつけが一気に回ってきた感じだね。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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