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口血未乾【こうけつみかん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
口血未乾

「口血未だ乾かず」とも読む。

【読み方】
こうけつみかん

【意味】
約束してから日があまり経過していないこと。

【語源・由来】
中国春秋時代に諸侯が盟約を結ぶ際に、牲畜の耳から採った血を互いに飲み下して盟約を守ることを誓う慣わしがあり、その血が乾かぬうちにという意味から。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』襄公九年

口血未乾(こうけつみかん)の使い方

ともこ
健太くん。また約束を破ったわね。
健太
ごめんなさい。
ともこ
口血未乾なのに、というか、舌の根も乾かぬうちにの素早さで裏切ってくれたわね。
健太
本当にごめんなさい。

口血未乾(こうけつみかん)の例文

  1. 不可侵条約を結んで口血未乾なのに、もう攻めてきた。
  2. 口血未乾というように、まだ日が浅いにもかかわらず、もう裏切るとは。
  3. 健太くんは、口血未乾のうちに、すぐに約束を反故にされた。
  4. 口血未乾のうちに約束をなかったことにするとは、健太くんは極悪人といえるだろう。
  5. ともこちゃんは、口血未乾のうちに、お母さんとの約束を破って、無期限外出禁止令が出された。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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