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剛毅木訥【ごうきぼくとつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

剛毅木訥

剛毅木訥の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
剛毅木訥

【読み方】
ごうきぼくとつ

【意味】
意思が強く、飾り気がなく無口なこと。また、そのさま。

四字熟語の博士
「剛毅木訥」は、自分の意志が非常に強くて、装いや飾り気がなく、あまり多くを話さない人の特性を表すんだよ。
これは、そのような人の様子を端的に表現している四字熟語だ。
助手ねこ
つまり、この言葉は、「強い意志を持ってて、無駄なことは言わず、シンプルに生きる人」を表してるんやな。
余計なこと言わず、自分の考えをしっかりと持って行動する人のことを言うんやな。
これは、「自分の考えを大切に、無駄なことをせずに生きる人の強さ」を表してるんやで。

【語源・由来】
「剛毅」は意思が強く何事にも用意に屈しないこと。「木訥」は飾り気がなくて無口なこと。

【典拠・出典】
論語』「子路」

【類義語】
剛毅直諒(ごうきちょくりょう)
質実剛健(しつじつごうけん)

【対義語】
巧言令色(こうげんれいしょく)

【英語訳】
have a strong intention and natural

intentionは「意思」という意味の名詞。
英文例
彼は剛毅木訥だがいい人だ。He is good man but having a strong intention and natural.

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の解説

カンタン!解説
解説

「剛毅木訥」っていうのは、人がしっかりとしてて、心が強く、また、飾り気がなく素直な様子を表すんだよ。

「剛毅」って部分は、人が頑固で、困難にぶつかってもくじけない、強い心を持っている様子を指すんだ。「木訥」って部分は、人が無口で、飾り気がない、つまりシンプルでストレートな様子を言うよ。「木訥」は、「朴訥」や「朴吶」なんて書き方もあるんだよ。

この「剛毅木訥」って言葉、元々は『論語ろんご』という古い中国の書物に出てくるんだ。その中で、「剛毅木訥はじんに近し」って書かれていて、つまり、心が強くて飾り気のない人は、人間らしさに近い、と解釈されているんだよ。

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の使い方

ともこ
今度の野球部のキャプテン、かっこいいわよね
健太
そうだね、普段は無口だけど、リーダーシップがあるというか、後輩のぼくらにも優しくて、とってもいい人だよ
ともこ
まあ、まさに剛毅木訥ね。これから毎試合、見学にいくわ!
健太
応援してくれるのはうれしいけどさ、ちょっと動機が不純じゃない?

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の例文

例文
  1. うちの父は、物静かで口数が少なく、あまり無駄話をしない。だからといって気難しいわけではなく、これと決めたことは絶対にやり抜く強い意志をもっている。こういう人を剛毅木訥というのだろうといつも思う。
  2. いまの首相は、初当選した若手議員の頃から、政治家にしてはめずらしく口下手で素朴な印象の人だった。やがて頭角をあらわし、剛毅木訥なその性格が周囲を魅了して今の座についたわけだ。
  3. 私の担任の先生は、おせじにも付き合い上手とは言えないが、困ったことがあったら何でも相談できる、頼れる人だ。相談したことは、剛毅木訥なくらい必ず解決してくれる。
  4. 男性は少々口数が少なくても、剛毅木訥ならそれで良い。
  5. うちのコーチは女性ながら剛毅木訥な人で、なかなかに男前な性格だ。

剛毅木訥の文学作品などの用例

  1. 剛毅木訥にして決行敢為の風あり。<山路愛山・論史漫筆>
  2. 剛毅木訥の仁に近きたぐひ、気稟きひんの清質、もっとも尊ぶべし。〈松尾芭蕉・おくのほそ道〉

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