【四字熟語】
剛毅木訥
【読み方】
ごうきぼくとつ
日本漢字能力検定
1級【意味】
意思が強く、飾り気がなく無口なこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「剛毅」は意思が強く何事にも用意に屈しないこと。「木訥」は飾り気がなくて無口なこと。
【類義語】
・剛毅直諒(ごうきちょくりょう)
・質実剛健(しつじつごうけん)
【対義語】
・巧言令色(こうげんれいしょく)
【英語訳】
have a strong intention and natural
intentionは「意思」という意味の名詞。
英文例
彼は剛毅木訥だがいい人だ。He is good man but having a strong intention and natural.
英文例
彼は剛毅木訥だがいい人だ。He is good man but having a strong intention and natural.
剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の使い方

今度の野球部のキャプテン、かっこいいわよね

そうだね、普段は無口だけど、リーダーシップがあるというか、後輩のぼくらにも優しくて、とってもいい人だよ

まあ、まさに剛毅木訥ね。これから毎試合、見学にいくわ!

応援してくれるのはうれしいけどさ、ちょっと動機が不純じゃない?
剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の例文
- うちの父は、物静かで口数が少なく、あまり無駄話をしない。だからといって気難しいわけではなく、これと決めたことは絶対にやり抜く強い意志をもっている。こういう人を剛毅木訥というのだろうといつも思う。
- いまの首相は、初当選した若手議員の頃から、政治家にしてはめずらしく口下手で素朴な印象の人だった。やがて頭角をあらわし、剛毅木訥なその性格が周囲を魅了して今の座についたわけだ。
- 私の担任の先生は、おせじにも付き合い上手とは言えないが、困ったことがあったら何でも相談できる、頼れる人だ。相談したことは、剛毅木訥なくらい必ず解決してくれる。
- 男性は少々口数が少なくても、剛毅木訥ならそれで良い。
- うちのコーチは女性ながら剛毅木訥な人で、なかなかに男前な性格だ。
まとめ
「剛毅」は意思が強く何事にも用意に屈しないこと、「木訥」は飾り気がなくて無口なことから、剛毅木訥(ごうきぼくとつ)は、意思が強く、飾り気がなく無口なことを意味する言葉となりました。女性もそうですが、男性の場合は特に、口数が多すぎるのはいかがかと思います。剛毅木訥(ごうきぼくとつ)くらいがちょうど良いのかもしれません。