【四字熟語】
衡陽雁断
「衡陽雁断ゆ」とも読む。
【読み方】
こうようがんだん
【意味】
音信が絶えることのたとえ。
【語源・由来】
「衡陽」は衡山(中国、湖南省にある山)の南のこと。「・・・陽」は「・・・」が山のときは南のこと。衡山の南にある回雁峰は、雁が飛んできても、ここを越えられないといわれることから。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・衡陽帰雁(こうようきがん)
衡陽雁断(こうようがんだん)の使い方
引っ越していった健太くんの親友から音信はあるの?
それが衡陽雁断なんだよね。
手紙を書く暇もないくらい、新しい土地での暮らしを楽しんでいるのかもしれないわね。
そうだったらいいな。
衡陽雁断(こうようがんだん)の例文
- 二十年、衡陽雁断だった友人から手紙が届きました。
- 衡陽雁断だった息子から、お金を貸してほしいという連絡があって無視しましたが、振り込め詐欺だったので助かりました。
- 友人の活躍を新聞でみかけて、衡陽雁断だった彼にメールをしました。
- 健太くんとは毎日遊んだ仲だったけれども、今では衡陽雁断、全く連絡をとっていません。
- 衡陽雁断だったともこちゃんから、結婚式の招待状が届き、うれしく思いました。