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高陽酒徒【こうようのしゅと】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
高陽酒徒

【読み方】
こうようのしゅと

【意味】
酒飲みのことをいう。または、世俗を捨てた酒飲みだとみずからをあざけっていう言葉。

【語源・由来】
「高陽」は、今の中国の河南省にあった地名。「酒徒」は酒飲みのこと。
中国の秦の末、劉邦が高陽の近くに進軍していたとき、酈食其はその軍門を訪ね、劉邦に面会を求めたが、酈食其が儒者の衣服を身に着けていたので、儒者嫌いの劉邦に断られた。その時、酈食其は目を怒らせて、「私は高陽の酒徒である。儒者などではない」といったという故事から。

【典拠・出典】
史記』「朱建伝」

高陽酒徒(こうようのしゅと)の使い方

ともこ
今日は日曜日だけど、健太くんのお父さんは、お休みの日は何をしているの?
健太
父さんは高陽酒徒だから、昼間から近所の店で仲間と酒を飲んでいるよ。
ともこ
へえ。楽しそうね。
健太
僕としては、一緒にキャッチボールをしてほしいけどね。

高陽酒徒(こうようのしゅと)の例文

  1. 所詮、高陽酒徒である僕に就職先なんてみつかりっこないんだ。
  2. 彼は高陽酒徒なので、お酒とおつまみがあれば晩御飯はいらないんです。
  3. ともこちゃんは、こだわり派の高陽酒徒なので、地方から幻の名酒を取り寄せては楽しんでいるようです。
  4. 健太くんは高陽酒徒なので、給料は全部、酒代に変わります。
  5. この店に集まるのは、高陽酒徒、酒を愛する人ばかりですよ。

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