【四字熟語】
空谷足音
【読み方】
くうこくのそくおん
【意味】
人気のないさびしい谷間に響く足音。転じて、孤独なときに思いがけなく人が訪れたり便りが届いたりする喜び。
【語源・由来】
「空谷」は、人気のないさびしい谷。
【典拠・出典】
『荘子』「徐無鬼」
【類義語】
・空谷跫音(くうこくのきょうおん)
・跫音空谷(きょうおんくうこく)
・空谷跫然(くうこくきょうぜん)
・足音跫然(そくおんきょうぜん)
空谷足音(くうこくのそくおん)の使い方
健太くん。海外留学中に手紙をくれてありがとう。
日本のことを知りたいかなと思ってね。
空谷足音で、あの手紙のおかげで元気が出たのよ。
本当に?書いてよかったよ。
空谷足音(くうこくのそくおん)の例文
- 入院しているときのクラスメイトからの手紙は空谷足音で、おかげでリハビリを頑張ることができた。
- ステイホーム中の孫からの便りは空谷足音だった。
- 真っ暗な宇宙にいる僕の所に届けられた家族のメッセージは、空谷足音で心に灯がともった。
- 上京して一人暮らしを始めてホームシックに陥り始めた私に届いた健太くんからの手紙は空谷足音でした。
- 孤独に負けそうになった時に、それを見透かしたように書いてくれたともこちゃんからの手紙は空谷足音だった。