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空花乱墜【くうげらんつい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
空花乱墜

「空華乱墜」とも書く。

【読み方】
くうげらんつい

【意味】
心に妄念があると、心が乱れて正しい認識ができないことのたとえ。

【語源・由来】
「空花」は(眼病の者が空中に花があると見誤ることから)凡夫が、実体のない存在を実態があるかのように誤ること。「乱墜」は乱れ落ちること。

【典拠・出典】

空花乱墜(くうげらんつい)の使い方

健太
ああー。もう、どうしていいかわかんないよ。
ともこ
空花乱墜っていうじゃないの。座禅を組んで心を静めてみてはどう?
健太
いいかもね。お寺に行って頭をすっきりさせてくるよ。
ともこ
いってらっしゃーい。

空花乱墜(くうげらんつい)の例文

  1. 煩悩があると空花乱墜するというから、除夜の鐘でもついて煩悩を払おう。
  2. 空花乱墜している健太くんは、冷静になってみる必要がある。
  3. このようなうるさい場で空花乱墜するから、静かな場所で考えよう
  4. ともこちゃんは空花乱墜しているから、正しい判断を導き出すことはできないだろう。
  5. 妄念が空花乱墜させ、判断を鈍らせるならば、妄念を捨て去ればいい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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