【四字熟語】
挙動不審
【読み方】
きょどうふしん
【意味】
動作や立ち居振る舞いがあやしく、疑わしいこと。
【語源由来】
「挙動」とは、立ち居振る舞い。動作。「不審」とは疑わしく思うこと。いぶかしく思うこと。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
suspicious behavior
挙動不審(きょどうふしん)の使い方
健太くん。後ろに何を隠しているの?
えっ。ええっ?何にも隠していないよ。あはは。今日はいい天気だね。ともこちゃん。
健太くん。慣れない嘘をつくから、挙動不審になっているわよ。さあ、後ろにかくしているものを見せてごらんなさい。
・・・ともこちゃんのハンカチを泥だらけにしてしまったんだ。ごめんなさーい。
挙動不審(きょどうふしん)の例文
- 僕が学校の周りをうろうろ歩き回ったり、しどろもどろに話す様子と加えて、挙動不審に思われるのも仕方なしかもしれないが、今日は、良くない日らしい。
- 新しい小説のプロットが頭に浮かび、僕はいても立ってもいられなって、意味もなくそのあたりをうろうろ、ぐるぐると歩き始めたが、はたから見たら完全に挙動不審だが、しかし他人の視線など気にならない。
- 彼女は人見知りが激しくて、初対面の人間を相手にすると必ず挙動不審になるので見ていて面白い。
- 捜査本部は念を入れて事件当日の駅の様子についてきいてみたが、深夜のことで、乗客は上りが四人、下りが六人という極めて少い数であり、ほとんどがこの辺りに住む者で、別に挙動不審な者は見当たらなかったという。
- もう暗くなっていたので、挙動不審な男だと思われて、警察へ通報されてしまっては困るから、人の家の前をうろつくのははばかられたので帰ることにした。
- 耳がだいぶ遠くなった気もするし、兄の最近の挙動不審ぶりを見るにつけても、やはり自分たちはもう年なのだなと感じてしまう。