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虚心坦懐【きょしんたんかい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

虚心坦懐

虚心坦懐の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
虚心坦懐

【読み方】
きょしんたんかい

【意味】
心に何のわだかまりもなくさっぱりして穏やかな様子。

四字熟語の博士
「虚心坦懐」は、心の中に邪念や心配事がなく、素直で清らかな心の状態を表す四字熟語だよ。
心がさっぱりとしていて、全てを受け入れる態勢を示しているんだ。
助手ねこ
ほんまに?それは、「気持ちがすっきりして、素直になってる」ってことやな。
心にわだかまりがなくて、何でも素直に受け止めていくんやな。
これは、「心をすっきりさせて、素直になることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源由来】
「坦」は平らか。「坦懐」は、広く平らかな心。

【典拠・出典】

【類義語】
・虚心平意(きょしんへいい)
・虚心平気(きょしんへいき)
虚静恬淡(きょせいてんたん)
虚堂懸鏡(きょどうけんきょう)
・虚無恬淡(きょむてんたん)
光風霽月(こうふうせいげつ)
・枯淡虚静(こたんきょせい)
晴雲秋月(せいめいしゅうげつ)
明鏡止水(めいきょうしすい)

【対義語】
意馬心猿(いばしんえん)
玩物喪志(がんぶつそうし)
疑心暗鬼(ぎしんあんき)
焦心苦慮(しょうしんくりょ)

【英語訳】
to be free from all bias

虚心坦懐(きょしんたんかい)の解説

カンタン!解説
解説

「虚心坦懐」っていうのは、心に何の悩みもなくて、気持ちがすっきりしてる状態のことを言うんだよ。心にひっかかりがなく、平常心で物事に向き合うことを指すんだ。

「虚心」っていうのは、心に偏見や悩みがなく、物事をありのままに素直に受け入れられる心のこと。それに対して、「坦懐」は心に何もひっかかりがなく、すっきりとした、落ち着いた心の状態を指すんだよ。

たとえば、「虚心坦懐に話し合う」っていう時は、何の先入観もなく、平常心で、お互いに素直に意見を出し合って話し合うことを表してるんだよ。どんな事でも、冷静に、そして心に余裕を持って取り組むことが大切だね。

虚心坦懐(きょしんたんかい)の使い方

健太
僕の友達が、ともこちゃんと会って話がしたいんだって。
ともこ
なんで私と話をしたいの?
健太
ともこちゃんが、何でそんなに優秀なのかを知りたいらしいんだけど、僕の口から聞くと、僕の意見や偏見が混ざるから、虚心坦懐にともこちゃんを理解するためだって。
ともこ
へえ。なんだか変わった人ねえ。健太くんと三人で会うならいいわよ。

虚心坦懐(きょしんたんかい)の例文

例文
  1. 彼はたいそう人間ができていて、だれとでも虚心坦懐に付き合うことができる。
  2. あの時は興奮していましたが、今なら虚心坦懐にあなたの言い分を聞くことができましょう。
  3. 私は、いつも虚心坦懐に自分の知識には、限界があることを認めているつもりです。
  4. 家族の間では上下関係のけじめがはっきりしていて、父や兄から説教をされてしまうことが分かっているため、深い悩みを話すことがほとんどなく、虚心坦懐に話をすることができない。
  5. 最初私は、彼が失敗してあきらめたために笑ったのかと思ったが、それは間違いで、虚心坦懐とでもいうような何の屈託もない笑いだった。

虚心坦懐の文学作品などの用例

  1. 私は虚心坦懐に、出来れば兵頭のために有利なように願おうとした。<小島信夫・憂い顔の騎士たち>

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