【四字熟語】
毀誉褒貶
【読み方】
きよほうへん
日本漢字能力検定
1級【意味】
褒めたり悪口を言ったりすること。さまざまな世評。
「毀」と「貶」は、そしること、「誉」と「褒」は、ほめること。
【語源・由来】
(毀誉)『論語』衛霊公
(褒貶)『漢書』芸文志
【類義語】
・雲翻雨覆(うんぽんうふく)
・賛否両論(さんぴりょうろん)
【英語訳】
praise and censure
毀誉褒貶(きよほうへん)の使い方

ともこちゃんは、優秀だけど・・・、優秀だからこそ毀誉褒貶半ばな評価を受けているよね。

出る杭は打たれる運命なのよ。私を批判するような人たちは、所詮負け犬だから、気にしないの。

そういう所が、批判を受けてしまう理由なんじゃないかな・・・。せっかく優秀なんだから、みんなを手のひらで転がすように、言うこと聞かせるくらいにしてしまえばいいのに。

そんな事には興味が無いもの。褒められようと思って頑張っているわけでもないし、毀誉褒貶はまったく気にしていないわ。
毀誉褒貶(きよほうへん)の例文
- 世間の毀誉褒貶をいちいち気にしているようでは、政治家として信念を持った行動ができないのだ。
- 意表をついた彼の作品が、毀誉褒貶半ばしているというのは、とても興味深いことです。
- 彼の描いた絵本は、大人たちからは不評で、不買運動がおこるほどだったが、子供たちにはとても受けて、世代を超えての毀誉褒貶な作品となった。
- 彼自身が毒舌家であることから毀誉褒貶の激しい人物であり、発言を不快に思った人たちから批判されることも多い。
- 権力を手中にした女性は、男性陣からの毀誉褒貶が避けられないものなので、出世した後も彼女は苦労するのだろうが、きっとそれも切り抜けるのだろうな。
- 見栄を張り、人のうわさを気にするような人ならいざ知らず、彼は、そんな毀誉褒貶に心を左右される人物ではありません。