【四字熟語】
麻姑掻痒
【読み方】
まこそうよう
【意味】
物事が思いのままになること。
【語源・由来】
「麻姑」は中国伝説の仙女。鳥のような長い爪をもつという。「掻痒」はかゆいところをかくこと。
漢の桓帝のころ蔡経という者が麻姑の長い爪で背中をかかせたら、さぞ気持ちがよいだろうと秘かに思ったという故事から。
【典拠・出典】
『神仙伝』「麻姑」
【対義語】
・隔靴掻痒(かっかそうよう)
麻姑掻痒(まこそうよう)の使い方
このホテルのサービスは麻姑掻痒でとても人気があるんですって。
へえ。僕も泊まってみたいなあ。
20年連続日本ナンバーワンをとっているんだけど、料金もナンバーワンよ。
泊まるのは二十年先の僕でも無理かもしれないな。
麻姑掻痒(まこそうよう)の例文
- このお店は麻姑掻痒で、人気があるのがうなづけます。
- 麻姑掻痒とはいいがたいこんなサービスで客が満足すると思うのか。
- 今回採用した秘書は、麻姑掻痒の素晴らしい人材でした。
- 麻姑掻痒の素晴らしく気が利く看護師さんがついてくれたので、入院生活は快適でした。
- どうせ結婚するなら麻姑掻痒な奥さんがいい。