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磨礱砥礪【まろうしれい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
磨礱砥礪

【読み方】
まろうしれい

【意味】
知らず知らずのうちに、物が減ってしまうたとえ。

【語源・由来】
「磨礱」はとぎみがくこと。「砥」は刃物をとぐ砥石。「礪」はそれよりも目のあらい砥石のこと。
呉王が乱を起こしたときに家臣の牧乗が王を諫めた書状にある言葉。物をとぐと知らないうちにすり減っていくが、人の行いも小さな行動が積もり積もって栄えたり滅亡したりする原因になる、と述べている。

【典拠・出典】
枚乗』「上書諫呉王」

磨礱砥礪(まろうしれい)の使い方

ともこ
健太くん。ここだけ床がへこんでいるようだけどなんで?
健太
ここでいつも空手の練習をしているから、磨礱砥礪というように、ここだけすり減ってしまったんだよ。
ともこ
こんなにすり減るまで練習するなんてすごいわね。
健太
穴が開いて突き抜けるまで練習をするよ。

磨礱砥礪(まろうしれい)の例文

  1. 軟骨は磨礱砥礪していくので、歳をとると膝が痛くなります。
  2. 最近歩きにくいと思ったら、靴のかかとが磨礱砥礪していました。
  3. タイヤは磨礱砥礪するので、定期的に空気圧とともにチェックしないといけません。
  4. 長い年月をかけて、この手すりは磨礱砥礪してつるつるになっています。
  5. 磨礱砥礪してねじが壊れてしまったことが原因のようです。

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