【四字熟語】
麪市塩車
「麺市塩車」とも書く。
「市」を「ふつ」と読む説もある。
【読み方】
めんしえんしゃ
【意味】
雪の積もる形容。
【語源・由来】
「麪」は麦粉・うどん粉で、「麪市」は雪におおわれた市街のたとえ。「塩車」は白い塩を運ぶ馬車で、町行く車も雪をかぶっている形容。
【典拠・出典】
李商隠「喜雪」
麪市塩車（めんしえんしゃ）の使い方
ともこちゃん。窓の外を見てみてよ。
寒いと思ったらあたり一面麪市塩車ね。
これはさらに積もりそうだね。
そうね。積もる前に、生徒会の仕事を終わらせて早めに帰らないといけないわね。
麪市塩車（めんしえんしゃ）の例文
- 麪市塩車で真っ白な街の上空を、トナカイが引っ張るそりに乗ったサンタが駆け抜けていきました。
- 我が家の犬は、麪市塩車の庭をうれしそうに走り回っています。
- 外は麪市塩車、今日は電車が遅れるかもしれないから、早めに家を出た方がいいんじゃないかしら？
- トンネルを抜けるとそこは麪市塩車でした。
- 旅行で行った札幌の町は麪市塩車で、とても美しい銀世界で、ご飯もおいしいし、ここに住みたいと思ってしまいました。
