【四字熟語】
孟母三遷
【読み方】
もうぼさんせん
【意味】
子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。
【語源・由来】
「孟母」は孟子の母。「遷」は移る、転居すること。
【典拠・出典】
『列女伝』「鄒孟軻母」
【類義語】
・孟母三居(もうぼさんきょ)
孟母三遷(もうぼさんせん)の使い方
僕は幼稚園の頃、なかなか僕に合う幼稚園が見つからなくて、母さんの判断で孟母三遷したんだよ。
へえ。大切に思われていたのね。
そうなんだ。それで、三度目の幼稚園が僕にぴったりで、しかもそこでともこちゃんと出会ったってわけだよ。
あら。孟母三遷のせいで私は健太くんと出会ったわけね。
孟母三遷(もうぼさんせん)の例文
- この学校に入学するために、孟母三遷してくる親が後を絶ちません。
- 交通事故から子供を守りたいという両親の意向で、学校の前の物件に孟母三遷しました。
- 自然豊かなところで育てたいという母の意向で、ここに孟母三遷しました。
- 幼稚園から大学まで進学できる学校で、伸び伸びと育ってほしいという母の思いから、この学校の近くに孟母三遷しました。
- 公立の中でも特に人気がある学区に孟母三遷しました。