【四字熟語】
百舌勘定
【読み方】
もずかんじょう
【意味】
うまいことを言って自分だけが得をするような勘定のしかた。
【語源・由来】
鳥のもずと鳩としぎが十五文の買い物をした。支払う段になって、口のうまいもずが鳩に八文、しぎに七文ずつ払わせて自分は支払わずにすましたという昔話から。
【典拠・出典】
-
百舌勘定(もずかんじょう)の使い方
健太くん。いつも百舌勘定で私に払わせるんだから、今日という今日は払ってもらいますからね。
そんな、僕が悪知恵を使ったように言わないでよ。今は食事を楽しもうよ。
健太くんと一緒に食事なんて楽しめるわけがないじゃないの。
そんなこと言わないで、百舌勘定なんてもう二度としないからさ。・・・多分。
百舌勘定(もずかんじょう)の例文
- 健太くんは百舌勘定をするから、最近誰からも誘われなくなったようです。
- ともこちゃんはいつもうまいこと百舌勘定するから、自分の財布を持ち歩いていないようです。
- 百舌勘定をする健太くんは、支払いの場面になると必ず電話がかかってきたふりをして店の外に出てしまいます。
- ともこちゃんは、わざわざ彼女自身が百舌勘定しなくても、おごってあげたいと思ってしまうような女性です。
- 健太くんは、百舌勘定をして支払いを免れています。