著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

無何有郷【むかゆうきょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
無何有郷

「無何有の郷(むかうのさと)」ともいう。

【読み方】
むかゆうきょう

【意味】
自然のままで、何の作為もない理想郷。むかうのきょう。

【語源・由来】
「荘子」応帝王から

【典拠・出典】

無何有郷(むかゆうきょう)の使い方

健太
ともこちゃん。この辺一帯は、寄付金や市民の手で守られている自然林なんだよ。
ともこ
へえ。気持ちが良いところね。
健太
無何有郷ってこういうところをいうんだろうね。
ともこ
人間にとっても動物にとっても無何有郷ね。

無何有郷(むかゆうきょう)の例文

  1. 健太くんは、都会の生活に疲れ、無何有郷に住みたいと思っている。
  2. ここは無何有郷、まさにユートピアだ。
  3. 田舎は不便で住みにくいかと思っていたが、無何有郷で気に入った。
  4. 心が病んだ健太くんは、無何有郷で癒されて帰ってきた。
  5. 無何有郷であるこの土地を守りたい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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