著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

無色透明【むしょくとうめい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
無色透明

【読み方】
むしょくとうめい

【意味】
色がついていないで、すきとおっていること。また、そのさま。転じて、くもりがなく明らかなこと。意見などが偏っていないこと。同じ意味のことばを重ねて強調したもの。

【語源・由来】
「無色」は、色のないこと。転じて、一党一派に偏らないこと。「透明」は、すきとおること。くもりなく明らかなこと。

【典拠・出典】

無色透明(むしょくとうめい)の使い方

健太
ともこちゃん。この海を見てよ。
ともこ
殆ど無色透明ね。海の底で泳いでいる魚が見えるわ。
健太
とてもきれいだね。
ともこ
水泳が嫌いな私でも泳ぎたくなる海ね。

無色透明(むしょくとうめい)の例文

  1. 健太くんは、思想的には無色透明だ。
  2. 壁を無色透明にして、中の製造過程を見ることができるようにしてあります。
  3. コップの中には、無色透明の液体が入っていた。
  4. ピカピカに磨き上げられた無色透明のガラス窓に気が付かず、勢いよくぶつかってしまった。
  5. 空気は無色透明で、目に見ることはできないが、人間が生きるためには必要不可欠なものだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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