著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

鱗次櫛比【りんじしっぴ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
鱗次櫛比

【読み方】
りんじしっぴ

【意味】
うろこや櫛の歯のように続き並ぶこと。

【語源・由来】
「鱗次」はうろこのように続き並ぶ。「櫛比」は櫛の歯のようにびっしり並ぶ。「比」も並ぶ意。

【典拠・出典】

鱗次櫛比(りんじしっぴ)の使い方

健太
ともこちゃん。あそこに鱗次櫛比して並んでいる人たちがいるけれども、あれは何を待っているの?
ともこ
ああ。あれは、今話題のタピオカジュースよ。
健太
ああ。あのカエルの卵みたいなやつ?
ともこ
そんな言い方をしないで!タピオカジュースが飲めなくなるじゃないの。

鱗次櫛比(りんじしっぴ)の例文

  1. 日本のように電車に乗るために行儀よく鱗次櫛比する国は、そうそうありません。
  2. 男子トイレは鱗次櫛比しないのに、女子トイレは、なんで鱗次櫛比するんでしょうね。
  3. 鱗次櫛比して客が押し寄せるような、そんなお店にしたいので、一生懸命目玉商品を考えています。
  4. ここがいま話題の、二時間鱗次櫛比してでも買って食べたいと評判のアイスクリーム屋さんです。
  5. このテーマパークはどの乗り物に乗るにしても鱗次櫛比しないとだめで、2時間待ちなんて当たり前です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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